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くま先生☆セカンドシーズン199「式辞」

2022-03-11
式 辞
 
2年前、長い休校と分散登校の期間を経てようやく全員が集まることができたのはもう初夏の頃でした。そこで私ははじめてみなさんと出会いました。宿泊での修学旅行も実施できず中学校生活ではがまんばかりさせてしまいほんとうに申し訳なく思っています。ただ、だからといってみなさんがかわいそうな学年だったとは決して思っていません。
 
逆境の中でみなさんが経験してきたことは、先行きが不透明で正解のないこれからの世界に立ち向かうために必要な3年間だったと思います。私たち大人は頭が固くなってしまってから現在のような困難に直面しているので、簡単に乗り越えることができずにあえいでいます。折り合いをつける術を知らず戦争を起こしてしまっています。地球の環境破壊にブレーキをかけることができずにいます。多様性を認めることが苦手な大人もまだまだいます。
 
みなさんは違います。たとえ学校で先生が前に立って講義することがなくても、仲間と話し合ったり、タブレットを使って、他人とつながったり、自分で深く学ぶことができました。その結果、世界中の多様な人たちとつながることが何の違和感もなくできるようになりました。LGBTQについても私たち大人よりもずっと理解をしています。
 
そんなみなさんに、最後の言葉を送りたいと思います。
「三日坊主」を恐れるな。
「三日坊主」という言葉があります。あまりいい意味で使われることはありません。「継続は力なり」という真反対の意味の言葉もあるくらいで、「何事においても途中であきらめないで続けることが大切だ」と私も子どもの頃から教えられてきました。「一つのことを継続して努力し、それを極める」…そういうとたしかにとても美しく聞こえます。簡単にあきらめない、がまんをしてやり続けるというのはとても大切なことです。しかし、何か一つのことを続けてやりきることだけが正解なのでしょうか。
 
途中であきらめて「三日坊主」になってしまうことは良くないとされていますが、私は、それよりも、「三日坊主」になることをおそれて「とにかくやってみる」ということをしり込みしてしまうことのほうが人生にとってマイナスだと思っています。「三日坊主」になってもいいじゃありませんか。たとえ挫折をしたり三日坊主で終わってしまっても、たとえば1年に100回いろいろなことにチャレンジしたら、その人は年間300日間何かに努力したことになります。みなさんにはぜひそういう人生を送ってほしいと思います。「三日坊主」を恐れるな。とにかくやってみる。チャレンジを恐れるな。正解は違うところにあるかもしれない。そんな姿勢でこれからの人生を歩んでほしいと願っています。そうやって一日一日を豊かに生きてほしいと願っています。
 
4月に初めて孫ができました。彼女の小さな背中を見ていると、この子たちをリードしていくのはもはや私たちではなく、みなさんなんだなとつくづく思います。みなさんに地球の未来を託していかなければなりません。きっと明るい未来が待っています。「三日坊主」をおそれず正解のない問いに立ち向かうチャレンジをし続けてください。折り合いをつけることを学び、差別や戦争はどんなことがあっても間違っていると心に持ち続けてください。そして選挙権をもらったら必ず選挙に行くことでその思いを貫いてください。
 
一丘中学校第47期生のみなさん、一生心豊かに、幸せに。元気でね。
 
 令和4年3月11日 泉南市立一丘中学校 校長 大泉 志保

くま先生☆セカンドシーズン200 祝「卒業式」

2022-03-11
こんにちは!
 
本日は、「泉南市立一丘中学校 第47回(令和3年度)卒業証書授与式」でした
 
3年生106名、笑顔いっぱい・元気いっぱいに巣立っていきました
 
 
 
 
 

くま先生☆セカンドシーズン198「1年生防災学習」

2022-03-10
こんにちは。
今日は1年生全クラスで防災学習を実施しました。
内容は
・避難生活で重要な「TKB48」とは、いったい何なのか
・新聞紙でスリッパ作り
・段ボールでトイレ作り
・煙体験
内容盛りだくさんでしたが、真剣に頑張って取り組んでくれている姿は、この1年の成長の証
みなさんが新2年生となる来年度には、小学6年生中学校体験入学で先生役としてこの取り組みを実施してもらう予定です
写真は授業の様子です

くま先生☆セカンドシーズン197「3年生、公立高校一般入試へ!」

2022-03-09
こんにちは!
 
今日は今季最後の入試です
3年生は満を持してのぞみましたね
本当にお疲れさまでした気になる結果ですが、ど~んと構えて待ちましょうyes
さあ、いよいよ明日は卒業式の予行です中学校生活もあと2日
体調管理をしっかりとして明日と明後日をみんなで迎えましょう
 
 
 

くま先生☆セカンドシーズン196「1年生、産婦人科医師 谷口先生から学ぶ」

2022-03-08
こんにちは!
 
今日は、1年生の「性と生の学習」のために、泉佐野市にある谷口病院の院長である谷口武先生にいお越しいただき、いのちの現場で奮闘される谷口先生から「みんなの存在、いのちの大切さ」についてお話しいただきました。
谷口先生には、自分が生まれるときに取り上げてもらった人もいるでしょうね
 
では、お話と学習した1年生の様子です。
お話の内容は、
身体的な性と自認する性には差があることもある
自分の体のしくみを知って、自分の人生は自分で決めてよい
月経で月の半分が不調であることもある女性の体。女性が活躍できる社会にと言うが、本当に女性の体の特性を考えそれができる社会かになっているか?
自分を大切に
自分と向き合うきっかけに、これから生き抜いていくためにSNS等での性被害に合わないために
 
生徒の感想からは、
「私は谷口病院で生まれました。今日学んだことで、助産師さんやお母さんの強さが分かりました。谷口病院で自分が産まれた時のお母さんの笑顔の写真は私の宝物です
をはじめ、自分のことを自分で決めていくことが大切なんだな、ということを感じてくれた人が多かったようです
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